湿気の特に溜まりやすい場所といえば、「窓枠」と「浴室の目地」。この2箇所が、お部屋の状態を把握する目安としてわかりやすいのです。

結露による水滴でカビが発生しやすい窓枠のゴム部分。黒ずんできたら要注意のサインです。早めに対処しなければ窓の周りの壁紙、壁下のボードにまでカビが広がってしまい、大事に！
こまめな掃除はもちろん、特にこの季節は湿気対策としてお部屋の換気を心がけましょう。晴れの日のみならず小雨程度なら、出かける前と帰宅後の30分に窓を開けておくだけで大きな効果があります。合わせて換気扇も回せばより空気が流れ、気分もスッキリです。

お風呂の壁のゴム部分が黒ずんできたら危険サイン！見た目にもあまり気持ちのいいものではありませんよね。
賃貸のお部屋で多い、窓の無い浴室では特に、入浴後、換気扇を回すのを忘れずに！また、入浴後、お風呂のドアを開けっ放しにするのは、脱衣場やお部屋の壁紙に湿気がついてしまうのであまりお勧めできません。
加えて、入浴の最後に熱めのお湯で浴室をすすいで（カビは高温では繁殖できない）、さらにその後、冷水で流す（湯気を消す）とより効果的です。
ジメジメした季節もしっかりと対策をとれば快適に暮らすことができます。逆に、きちんとお部屋のケアをしなければ退去時に原状回復費用を請求されてしまう場合が。
もし、上記の対策を試してみてもカビや湿気が改善しない場合は、一度管理会社に相談してみましょう。