コーヒーを飲んだ後のかすを、トレーなどに移し、日当りの良い場所で乾かします。時間をかけたくない場合は、電子レンジやフライパンで水分を飛ばすと、素早く乾かすことができます。
乾いたコーヒーかすを、茶こし袋や麻袋などに入れて口を縛れば、簡単なお手製脱臭袋の完成！

トイレや靴の中など、ニオイが気になる場所に置くことでイヤなニオイを吸い取ってくれます。

コーヒーの脱臭力の秘密は、かすの表面にある無数の穴。
この多孔構造が、ニオイを吸い込むのに役立ってくれているのです。また、コーヒーの粉は酸性物質なので、アルカリ性であるアンモニア臭に対しては、特に効果が期待できます。

お洒落な布袋や容器に入れれば、インテリアとしても楽しめますね。
水分を含んだ状態のコーヒーかすを灰皿に敷いて、タバコの火消し&ニオイ消しとして利用しても◎。

一般社団法人日本植物生理学会によれば、コーヒーには「植物育成阻害物質（カフェインやポリフェノールをはじめとした植物の生育を妨げる成分の総称）」が多く含まれていることが分かっており、それらの成分が雑草よけに一役買ってくれるのです。

雑草をむしった後の庭などにコーヒーのかすを撒けば、雑草の成長を抑える効果が期待でき、また、コーヒーかすを定期的に散布することで、雑草が育ちにくい土壌を作ることができます。

むしってもむしっても生えてくる雑草にお困りの方は、ぜひ一度試してみてください！

飲むだけでなく、様々な利用方法があるコーヒーの「かす」。今まではそのまま捨てていたコーヒーかすを有効活用してみてはいかがでしょうか。