ルッコラはハーブの一種です。独特のゴマに似た風味と辛みがあり、単なる香りづけだけでなく葉そのものを食用にするため『葉野菜』といわれることもあります。ルッコラはイタリア語で、英語ではロケット、日本語ではキバナスズシロと呼ばれます。

そんなルッコラは屋内であれば1年を通して市販のプランターと培養土、そして100円ショップなどで売っている種で育てることが可能で、家庭菜園の初心者にもぴったりです。

1.プランターに培養土を入れ、溝を掘って種をまきます。土が乾燥しすぎない程度に水やりをしましょう。

3.茎が伸びて育つ（トウが立つ）と葉が固くなってしまい、料理には向かなくなってしまいます。これを防止するために蕾や花は早めに切り取り、育ちすぎる前の葉が柔らかいときに葉をハサミで切って収穫しましょう。

その他としては、以下のようなことに気をつけるとよいでしょう。

・同じ土で続けて育てると栄養素が不足する連作障害が起きるため、土は新しく育てるたびに入れ替えましょう。

・ルッコラにはいくつか種類がありますが、初心者は「ロケット」という品種がおすすめです。

ルッコラはそのまま葉を水洗いしてサラダに入れ画像のように焼きあがったピザやパスタなどにそのまま乗せるのもよいでしょう。間引いた芽やつぼみや花も葉と同じ風味がするので、同様に食べることができます。まるでお店で食べるような本格的なイタリアンの味に近づきますよ。

12月からでも手軽に育てられて、独自の風味が家庭で楽しめるルッコラ。初心者の方も、ぜひともこのルッコラから家庭菜園を始めてみませんか。