日光が入ってくる「入口」、ほとんどの場合は「窓」に注目して、対策を講じましょう。
床などの場合、窓近く、いつも日の当たる部分に「ラグ」「マット」などを敷くことで、退色や劣化を予防できます。
壁その他の劣化を避けるには、窓を覆う「カーテン」をUVカット効果の高いものにするのがもっとも手軽な方法です。特に窓に近い位置にかけ、もともと白く退色しにくい「レースカーテン」を紫外線カット効果の高いものに替えると良いでしょう。
色あせしても買い替えにくい、大型家具、高額な家電はできるだけ日の当たりにくい位置に置くようにしましょう。ホコリよけの意味でも、「カバー」をかけておくのは効果的です。ただしものによっては、「カバーの模様」が日焼けにより写り(焼き)込んでしまうこともあるので注意してください。
お部屋の日焼け対策に役立つ「カーテン」「カバー」自体が、日焼けで劣化してしまうことは、ある程度避けられないのですが、窓(ガラス)に市販の「UV(紫外線)カットフィルム」を貼りこむことはこれらの劣化予防、対策に効果があります。
UVカットフィルムは透明タイプだけでなく、目隠しにもなるスモークや模様のあるものもあり、レースカーテンの代わりにもなります。フィルムはホームセンターなどで購入できます。
お部屋の「日焼け」は、肌と違って一日二日で著しく影響が出るものでない代わりに、肌のように新陳代謝できないため一度害されると元にもどすことは困難なもの。肌もお部屋も侮らず、しっかり「日焼け」予防できるといいですね。