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賃貸契約の基礎知識:契約書の読み方と契約の流れや注意点を解説!

お部屋を借りる時に必ず通るのが契約の手続き。よくわからないまま進めると、後でトラブルになることも……。契約時に必要な初期費用、契約書の読み方など、事前に知っておきたい内容をご紹介します。

賃貸契約の流れは?

お部屋を探し始めてから鍵の受け渡しまで、どのような流れで進んでいくのでしょうか? まずは、お部屋を決めるところからですよね?

まず、ご希望のエリアや賃料、諸条件を絞り、入居したい物件を選定する「お部屋探し」ですね。それから、入居したい物件を見学する「内見」で、広さや設備、使用する家具や家電が入ることを確認しましょう。入居したい物件が決まったら、「お申込み」となり、これによって、お部屋の募集を止められます。お申込みは原則、先着順となりますが、同時審査などの例外もあります。

気に入ったお部屋があったら、早く申込みしたほうがよさそうですね。申込みにはどんな手続きがあるのでしょうか?

入居審査をするために必要な書類を提出します。基本的には身分証明書や収入証明書類となりますが、お申込みの物件によって異なります。

その書類を提出して審査待ちになるのですね。

そうですね。提出していただいた書類を基に、基本的にはオーナーさまが契約可否の審査をします。これは、滞納のリスクや契約後のトラブルを防ぐためです。また、保証会社をご利用の場合は、保証会社でも審査をします。

審査が通ったら、いよいよ契約でしょうか。

その前に、引っ越し日が決まったら、先に引っ越し業者の選定をするのがおすすめです。引っ越し直前だと希望の日程が通らないこともあるので、早めの選定がよいでしょう。

次に賃貸借契約を交わすための諸条件が記載されている「重要事項説明書」を見ながら説明します。その後契約締結となりその書類に署名、捺印をしていただきます。

併せて、初期費用のお支払いが必要となります。

契約が終わったら、後はどんなことが残っているのでしょうか。

ライフラインのお申込みをしていただく必要があります。電気、ガス、水道は事前に開通の連絡が必要なんです。特にガスは、開通に立ち合いが必要なので、お仕事などで時間が取りにくい方は、早めに日程調整をすると安心です。

これらの流れが完了した後、お部屋の鍵の受け渡しとなり、晴れてお引越しとなります。

たくさんのステップがありますが、それぞれどれくらいの日数がかかるものでしょうか?

下記の表を参考にしてみてください。お部屋探しなど、借主の方が急げば早くできるものと、審査などある程度時間がかかってしまうものもあります。

賃貸借契約に必要なものは?

契約のことをもう少し教えていただきたいです。場所はどこで行うのでしょうか?

仲介会社指定の不動産屋さんの場合と、専用のアプリを使ってオンラインで実施する場合があります。ハウスメイトが管理するお部屋の場合は、どちらも選択できます。

オンラインなら、自宅から契約締結もできるのですね。どんなものを用意しておく必要がありますか?

まず、認印。こちらはシャチハタでないものをご持参ください。それから、本人確認書類(運転免許証など)、収入証明書類が必要です。内容は契約するお部屋によって異なります。さらに、銀行の口座番号が分かるキャッシュカードや通帳、銀行届出印です。契約するお部屋によっては、実印と印鑑証明書が必要となる場合もあります。

中には、取得するのに時間がかかるものもありそうですね。

収入証明書類は時間がかかる場合があるので、事前に確認し、早めに準備しておくとよいでしょう。

ふしめ、ふしめに、伝えたい。

一人暮らしステップアップ
新社会人篇

初めての社会人生活。お部屋を借りる際の保証人を、親に頼るのも気が引ける……なんてことも。ハウスメイトでは連帯保証人の代わりに賃貸保証会社を利用することも可能です。ただし費用がかかるので詳細をよく確認しましょう。

賃貸保証会社ってどんな仕組み? 審査や保証料など知るべきポイントを紹介

契約書と重要事項説明書の違いとは?

契約時に入居者が受け取る書類は、契約書と重要事項説明書の2種類ですか?

ハウスメイトの管理物件の場合は、少なくとも賃貸借契約書、修繕負担に関する特約、重要事項説明書の3種類があります。ほかに、お部屋によっては家財保険の書類や保証会社の契約書などが増える場合もあります。

それぞれの書類はどのような役割、違いがあるのでしょうか?

賃貸借契約書は、その名の通り賃貸借をかわすための契約書です。お部屋を借りるうえでのさまざまな条件が書かれています。

重要事項説明書は、不動産屋さんによって契約に関する重要事項を記した書類です。これは、契約前に宅地建物取引士が説明を担う必要があります。

修繕負担に関する特約は、入居中や退去する際の修繕に関する決まりごとが書かれています。

その場でサイン、捺印すれば契約締結となるのでしょうか。

契約の相手であるオーナーさまは同席しないことが多いので、借主が2部に署名、捺印をした後に、オーナーさまにも署名、捺印をもらう必要があります。双方にて1部ずつ書類を保管します。オンラインの場合は、郵送での手続きになりますが、一部の不動産会社では電子契約も始まってます。

賃貸借契約書で確認すべきポイントは?

賃貸借契約書にはさまざまな条件が書かれているとのことですが、どのような内容なのでしょうか?

専門的な言葉になってしまいますが、以下のようなものが書かれています。わからない部分は契約時に適宜質問するなど、内容を理解しながら進めてくださいね。

たくさんあるのですね……! 特に注意すべき点、見逃しやすい点などありますか? ポイントを教えてください!

月々の家賃の支払い方法、短期解約違約金の有無など、お金に関わる内容は特に注意して確認してください。

また、敷金は退去時に返金されない「償却」となる場合もあるので、それも確認しておきましょう。解約時予告の期限、解約時の連絡先、設備にトラブルがあった際の問い合わせ先なども把握しておく必要があります。入居した後に想定されることがらを確認しておけば、トラブルを軽減できます。

ちなみに……保管しておくべき契約書をなくしてしまったら、どうすればいいのでしょうか……。

その場合は「まあいいか」とそのままにせず、建物を管理している管理会社またはオーナーさまに相談してください。

ふしめ、ふしめに、伝えたい。

家族ができる
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結婚して新居へ越す際には、前のお部屋の解約予告を忘れずに。通常は1ヶ月前ですが、2~3ヶ月のお部屋もあるので注意が必要。子どもが生まれた後の住み替えも見越して、仲介手数料が無料になる物件も視野に入れて検討を!

ハウスメイト管理物件間での住み替えは仲介手数料無料!

初期費用はここをチェック!

契約時に必要な「初期費用」にはどんなものが含まれるのでしょうか?

共益費を含む前家賃2ヶ月分、敷金、礼金、仲介手数料、保証会社利用料、火災保険料、鍵代などが含まれます。

どのように支払うのでしょうか? 現金を持参する必要がありますか?

ハウスメイトの管理物件の場合は、現金ではなく事前にお振込みをしていただきます。家財保険や保証会社の利用料などは、契約する会社によります。

事前振り込みなのですね。高額な現金を持ち歩かなくていいのはありがたいです。初期費用はどれくらいの金額を見込んでおけばいいのでしょうか。

ざっくり、賃料の5~6ヶ月分を見ておけばよいと思います。お申込みをする前に、不動産屋さんに初期費用の見積もりを依頼し、金額を確認しておくと安心ですよ。

契約の流れや、内容についてかなり把握できました。ありがとうございます!

不明点がある場合には、その都度、不動産屋さんに質問してみくださいね。

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  • ハウスメイトグループ管理物件間でお住み替えされたお客様に限ります。
  • ハウスメイトグループ直営仲介店舗(ネットワーク加盟店除く)にてお部屋をお申込のうえ、ご成約された場合に限ります。
  • 個人契約に限ります。
  • 前契約の解約日から次の契約開始日までの期間が30日以内の方が対象となります。

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