引越業者に見積もりを依頼するときに便利なのが一括見積もりサイトです。一度の入力で複数の業者から見積もりをもらうことができます。

各業者に一つひとつ連絡を取らなくて済む便利なサービスではあるのですが、注意しないといけないのは、見積もりは多ければ多いほどいいというわけではないこと。たくさんありすぎると、どこがどう違うのか比較検討するのもたいへんです。多くても、名前をよく知る大手業者２～３社、地元業者２～３社程度に目星をつけて依頼をしてみましょう。

また、情報を送信するとすぐに電話をかけてくる場合があります。忙しい時間帯や勤務中などにかかってきてはたいへんなので、電話が受けられる状況や時間帯に利用するのがおすすめ。最近は電話番号入力の必要ない一括見積もりサイトもあるので、そのあたりもチェックしてから利用しましょう。

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一人暮らしの引越の場合、荷物はあまり多くないことがほとんど。自分一人では無理でも、友達何人かに頼めば、業者に頼まなくても、引越できることが多いです。ただし、大きな荷物を部屋まで運び込むのは結構な労力となります。いくら親しい友達であっても、まったくのタダというわけにはいきません。

引越作業が無事に終わって、「今日はありがとう。お疲れさま。夕ご飯がてら飲みにでも行こうか。好きなもの食べて。おごるよ」なんて言って、手伝ってくれた友人二人と近所の焼き肉屋で飲み食いしたら、お会計が2万円越え！でも、今さら「ちょっと払ってくれる？」なんて言えません。こうなると、「もしかしたら引越業者に頼んだ方が安かったし、楽だったのでは？」なんて疑問が頭をもたげてきます。

ちなみに、引越の相場は荷物の量や距離、日時によって大きく変わってはきますが、業者を利用した場合、近距離であれば、3～5万円程度。また、コンテナボックスを使って荷物を運ぶ単身向けの引越サービスを利用した場合、1万円台から利用できるところもあります。いずれも荷物の搬出搬入は行ってくれます。

一人暮らし向けの引越サービスは年々充実しています。「自分でやった方が安い！」と思い込まずに、まずは見積もりだけでも取って検討してみることをおすすめします。

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複数の引越業者から見積もりをもらうと、同じ条件を提示しているはずなのに、大きく値段が違うことがあります。つい金額ばかりに目がいきがちですが、それ以外の項目もきちんとチェックしておかないと、あとで「失敗した！」と後悔することにもなりかねません。

とくに注意したいのが、作業員の人数とトラックの大きさです。一人暮らしの引越であっても、大型の家具や家電（冷蔵庫や洗濯機、ベッドなど）がある場合は、荷物の搬入に作業員は二人ほしいところ。作業員が一人だと、搬出や搬入の手伝いを自分もしなくてはならなくなる可能性があります。力に自信のない女性にとっては不安ですね。

また、荷物の量にもよりますが、一人暮らしの荷物に必要な車は2トントラック1台程度。それ以上大きいトラックを使うと記載されている場合は、むしろ料金が高くなっている可能性があります。そんな場合は「もっと小さいトラックで荷物は載りませんか？」と確認してみましょう。

見積書をもらったら、細かいところもしっかりと読んで、わからないことはその場で確認することが大切です。契約をしたあとでの変更は難しかったり、追加料金が必要になったりすることもあるので、注意しましょう。

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一人暮らしの引越は「荷物が少ない分ラク」と思いがち。でも、初めての慣れない作業を自分で全部やろうとするのはたいへんです。まずは一人暮らしでもオトクに利用できるサービスをチェック。上手く活用することで、無駄な出費を避けて、スムーズに一人暮らしがスタートできたらいいですね。