レシピを見たら、絶対に出てくる「大さじ」「小さじ」という言葉です。この分量はどのレシピでも共通のもので…
大さじ=15ml
小さじ=5ml
大さじは小さじの3倍ということになります。小さじ3回で大さじ1になると覚えておくと、どちらかの計量スプーンしかない場合でも目安になります。
また、計量スプーンの測り方は粉末と液体で異なります。塩や砂糖などの粉末は山盛りにすくってから、平たいものですりきります。「大さじ1/2」はすりきったうえで、その真ん中に線を引き、片側を落とします。味噌やマヨネーズといった粘度のあるものも、すりきって測ります。一方、醤油やみりんなどの液体は、表面張力まで注ぎます。「大さじ1/2」はさじの深さの半分になります。
計量スプーンを持ってない場合、代用できるものとしておすすめなのがペットボトルのフタ。メーカーによってやや差がありますが、キャップ1杯が5~7mlなので、ほぼ小さじ1として使うことができます。大さじ1ではキャップ2~3杯程度。キャップで代用する場合は、最初は少なめに入れて、味見をしながら調味料を足していきましょう。
計量スプーンより多い量を量るときに使うのが計量カップです。その分量は…
1カップ=200ml
計量カップを持っていない場合に代用できるのは、ペットボトルや紙コップです。500mlのペットボトルの半量より少なめに入れれば、おおよそ200mlを計量できます。また、紙コップは200mlのサイズが多く、購入時のパッケージを見ると、注げる分量がわかるはずです。
ちなみに、計量カップで間違えやすいのがお米用の計量カップ。お米用は1カップ=1合=180mlです。料理用に使ってしまうと、必要量より少なくなってしまうので、注意してください。
なお、海外のレシピを見る場合は、大さじ(tbsp)、小さじ(tsp)、1カップとの記載があっても分量が異なることがあるので、注意してください。
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