壁紙に引っかき傷がついた程度であってもまずは管理会社に連絡して相談してください。

ハウスメイトの管理物件でしたら玄関ドアに以下のステッカー（マグネット）が貼ってありますので、記載されている電話番号にご連絡ください。お部屋＋（プラス）に登録済みでしたら、WEBからいつでも連絡ができます。

また、壁紙だけでなく下地の石膏ボードまで破損してしまった場合は、すぐ管理会社へご連絡をお願いします。放置すると石膏が崩れて破損が広がってしまうことも……。担当が状況を確認し適切な対応を判断します。

お部屋はオーナーさまからお借りしているものですので、ご入居者さまの過失で壁紙を破損してしまった場合は修繕費をご負担いただきます。ハウスメイトの管理物件における負担の考え方は、賃貸契約書の「修繕負担に関する特約」（修繕特約）に記載していますので確認してくださいね。

破損状況によって費用は変わりますが、下地まで破損していた場合は、壁紙だけでなく下地の補修・交換費用も負担していただくことになり、高額になるケースもあります。

ご入居者さまの故意・過失となり負担が発生するかどうかは、その傷や汚れが「通常の生活を超えるものかどうか」という考え方がポイントとなります。

そうですね。エアコンからの漏水によるクロスのシミも原因によっては故意・過失となる場合があるので注意が必要です。例えば漏水を放置したことで下地ボードまで傷んでしまった場合は故意・過失と判断されます。

気づかないうちにできてしまう汚れは多いですから、異変を見つけたら早めに管理会社へご連絡ください。

ご入居者さまが張り替えをご希望された場合は、張り替えの工事費や人件費はご入居者さまのご負担となります。壁紙自体は6年で減価償却することになっていますが、6年経過しているからといって、自己判断で壁紙を汚したり傷をつけたりして良い訳ではありませんのでご注意くださいね。

ハウスメイトでは、故意・過失部分の敷金精算について、先にお伝えした賃貸契約書の修繕特約に記載しています。ですので、経年劣化の判断もこれを参考にしていただければと思います。

そうですよね。簡単にまとめると先にお伝えした「通常の生活を超えないもの」が経年劣化・通常損耗として考えられます。いろいろなケースがありますので、不安な時はお早めに管理会社へ連絡をください。汚れも不安も放置するのが一番よくないことですから。

壁紙の上から貼って剥がせるリメイクシート、最近増えていますよね。ただ、粘着力が強すぎて剥がす際に壁紙表面の凹凸が剥がれてしまったり、経年で硬化して上手く剥がせなかったり、色が裏写りしてしまったり……などのケースが散見されます。

既存の壁紙を傷つけてしまうと修繕を求められますので、リメイクシートを選ぶ際によく確認されることをおすすめします。

そうですね。さらに気をつけなければいけないのは貼る場所です。キッチンのガスコンロ周辺に燃えやすいものを貼ると火災の原因になりますので、不燃認定の取れている商品を選ぶ必要があります。

そうですね。注意点に気をつけながら安心安全にリメイクを楽しんでください。

石膏ボードにピンやホチキスで壁に取り付けできる棚など増えていますよね。外したときに跡が全く目立たなければよいのですが、ピン穴の数が多かったり、穴が広がっていたり、取り付け部分の壁紙の凹凸が潰れているなど明らかに目立つ状態になった場合、退去時に修繕費が発生する場合があります。

加えて、お部屋の構造にも注意が必要です。コンクリートやベニヤが下地になっている壁には使えません。わからないときは設置前に管理会社へ相談していただいたほうが確実でしょう。

壁の前に2×4材（ツーバイフォーの木材）を立てて、そこにビスで棚を設置できる商品なら、壁への負担を最小限に抑えられるのでオススメです。探してみてくださいね。

お気持ちはわかります。ただ、ご自身で補修いただく前に管理会社に確認が必要です。ご自身で行うとうまく補修できずかえって目立ってしまう場合もあります。再度、プロによる補修が必要となり、ご入居者さまに負担いただくことになります。

そうですね。みなさん気にされているのは「我が家の場合、原状回復費がどれくらいになるのか」だと思います。この記事とあわせて「賃貸の”退去”ガイドブック　費用とやるべきことを管理会社が解説！」もご一読いただければ、退去時の心配事はおおよそ解決されると思います。

「退去時に入居前からあった傷の補修費用を請求された！」などの事例を見かけて心配になるご入居者さまも多いと思います。ハウスメイトの管理物件であれば、お部屋＋（プラス）の「入居時フォトサービス」機能をご利用ください。入居前にあった気になる傷や、取れない汚れを記録し、退去時まで残しておくことができます。