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【賃貸の防災】停電時のブレーカー・マイコンメーターの見方・復旧の流れ

突然の停電、ガスが止まるなどのトラブルへの対処法・日頃の備えを賃貸のプロと防災士の柳原志保さんが解説します。ブレーカー・マイコンメーターが止まったときにすべきこと、いざというときのためにできることを知っておきましょう。

停電の原因は大きく4つに分けられる

今回は防災士で防災・安心プランナーの柳原志保さんをお招きし、電気・ガスに関する日頃の備えについてお話します。よろしくお願いします。

よろしくお願いします!

早速ですが、いざ停電が起こると慌ててしまう方も多いと思います。停電への備えはどのように考えれば良いものでしょうか?

実は防災って日々の暮らしと地続きなんですよね。普段から足元に物を置かず整理整頓を心がけておくと突然の停電で転んでしまうことも防げます。こんなふうに身近な防災の知識をお伝えできたらと思います。

頼もしいです。さて、一般的に停電の主な原因は下の4つが考えられます。

中でもハウスメイトへのお問い合わせで多いものは②漏電・設備故障と③地域停電です。大雨の日に共用灯が消えたり、テレビが見れなくなったりしたときは、漏電ブレーカーの不具合による停電の可能性があります。

停電の原因はいろいろ。まず現状確認が大切ですね。

そうなんです。ブレーカーは普段、問題がなければ確認することがほとんどないと思います。あらためて、その仕組を見てみましょう。

ブレーカーを見てみよう

住まいにはこのような分電盤があります。一般的には玄関、キッチン、洗面所に設置されることが多いので、予めどこにあるか確認しておくと良いでしょう。

出典:電気がつかないとき|一般の方向け|東京電力パワーグリッド株式会社

https://www.tepco.co.jp/pg/consignment/for-general/trouble.html

ちなみに最近は「スマートメーター」を設置する物件が増えています。これにより電気使用量がデータ通信による自動検針に切り変わり、訪問検針が必要なくなるメリットがあります。

便利な仕組みですね!

電力会社は2024年度までに100パーセント普及を目指して切り替えているそうです。今後はスマートメーターが当たり前になるのでしょうね。

なるほどー。

停電時に確認すべきことは、東京電力パワーグリッド様のウェブサイトがわかりやすいので、ご紹介しますね。

出典:電気がつかないとき|一般の方向け|東京電力パワーグリッド株式会社

わかりやすいですね。

自宅だけ停電している場合は、まず分電盤を見てみましょう。念のため、ご自身が契約されている電気事業者のウェブサイトで停電時の流れを確認しておくと確実です。

漏電してる……? すぐ管理会社へ連絡

漏電遮断器が「切」になる場合は家のどこかで漏電が疑われます。以下の流れで漏電箇所を確認しましょう。

①アンペアブレーカーのつまみが「入」になっていることを確認する

②配線用遮断器のつまみをすべて「切」にする

③漏電遮断器のつまみを「入」にしたあと、配線用遮断器のつまみを1ずつ「入」にする

④問題のある回路の配線用遮断器を入れたときに漏電遮断器が切れたら、その回路に漏電の可能性がある

(引用:電気がつかないとき|一般の方向け|東京電力パワーグリッド株式会社)

賃貸にお住まいで漏電が明らかになった場合はすぐハウスメイトまでご連絡ください。入居者さまの自己判断で修理された場合、修理費用はご入居者さまの負担になってしまいます。

古い住宅は老朽化による漏電が考えられますから、早めにプロにお任せしたほうが良いでしょうね。

そうですね。ハウスメイトでは管理物件から電気が使えない旨のお問い合わせをいただくと、緊急障害として最優先の対応を行っています。修理手配までの対応時間は地域や状況によりますが、なるべく早くご入居者さまの元へお伺いします。

頼もしいですね!

ふしめ、ふしめに、伝えたい。

家族ができる
結婚編

突然の停電、家族みんなで慌てないためにも「お部屋+(プラス)」を活用しましょう!24時間いつでもスマホからお問い合わせができます。暮らしの困りごとはお早めにご相談ください。

トラブルコール24時間受付 ハウスメイトシステム24

電気の使い過ぎ、支払い忘れに気をつけて

これはあまり見ないケースですが、電気代未払いによる停電も可能性としてあります。

気をつけていれば避けられそうな原因ですね。

基本的に電力会社から確認の連絡が来ますので、忘れないようにしたいものですね。

電気の使い過ぎで何度もブレーカーが落ちてしまう場合は、アンペア数の変更を検討してみても良いかもしれません。ハウスメイトの場合、退去時に原状復帰していただければアンペア数の変更は可能です。

古い賃貸住宅の場合、契約アンペア数が少ないことも考えられますもんね。

スマートメーターの場合、アンペアブレーカー機能が作動して30分間に複数回停電する可能性があります。(出典:電気がつかないとき|一般の方向け|東京電力パワーグリッド株式会社)

賃貸住宅で停電したまま復旧しない場合は必ず管理会社へお問い合わせくださいね。

大規模停電のときにすべきこと

柳原さんは2011年の東日本大震災と、2016年の熊本地震をご経験されたそうですね。

はい。東日本大震災では自宅が大規模半壊し避難生活を送りました。熊本地震では大きな被害は受けなかったものの、停電による影響はありました。

地震による停電は日頃の備え次第で安心安全に対処できます。夜間、地震とともに停電が起きた場合、安全確保のためにまず明かりが必要です。停電時の備えをまとめてみました。

①の「ヘッドライト、ランタンがオススメ」に関して、懐中電灯を持っているご家庭は多いと思います。ただ、懐中電灯は片手が塞がってしまうので、両手があくヘッドライトをオススメしています。広い範囲を明るくするランタンも良いでしょう。

②の「火は使わない」は、余震によるろうそくの転倒や、粉塵に引火する可能性も考えられるため。火の扱いはできるだけ避けましょう。

③の「普段から足元に物を置かない」は、常に床をきれいに整えておくと停電の備えになるから。家具を固定し、戸棚の扉は必ず閉める習慣をつけておくと足元の危険を減らせます。

日々の暮らしの延長に備えがあるんですね。

そうなんです。地震だけでなく、水害、落雷などへの備えをピックアップし、家族構成や持病の有無で優先順位をつけると取り組みやすくなります。

避難する場合はコンセントを必ず抜き、ガス栓を締め、ブレーカーを落としてからが基本です。避難中に電力が復旧すると、コンセントを差した家電が動き出す可能性があります。ヒーターやアイロン、白熱灯など発熱する家電は特に注意が必要です。火事の多くは初期消火さえできれば防げるのですが、避難中で無人の場合はできません。リスクを避けるために必ず行いましょうね。

コンセントから出火すると思っていましたが、発熱する家電も発火の原因になるのですね。

そうなんです。発熱する家電に可燃物が触れると加熱され着火します。阪神淡路大震災で通電火災が多かったのをきっかけに、避難時のコンセントとブレーカーの扱いの周知が徹底されました。地震で家具が倒れ、コンセントや配線コードが傷つき通電してしまう可能性も考えられます。さらにガス漏れも起こしていたら……と考えると怖いですね。

ふしめ、ふしめに、伝えたい。

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セカンドライフ編

ハウスメイトのシニア向け賃貸住宅のなかには生活支援を行うスタッフが一時的に滞在する物件もあります。日々の暮らしから非常時まで、入居者様の心に寄り添う存在です。

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マイコンメーター(ガスメーター)とは

ガスを使うご家庭には必ず屋外にマイコンメーター(ガスメーター)が設置されています。ガスの使用量測定以外に、危険に対する警告、ガスの停止機能を備えています。

地震の揺れを検知して止まることがありますね。他にも止まることがあるのでしょうか?

はい。例えばこのような理由で止まることがあります。

ハウスメイトへのお問い合わせで一番多いのは揺れの検知による停止です。また、寒い季節に給湯温度を急に上げるとガスが通常より多く使われていると判断され、止まってしまうことがあります。

自動で止まるのはありがたいですよね。怖いのはガス漏れと引火です。

もし、マイコンメーターが止まった際にガス臭さを感じた場合は、換気のうえガス栓を締めてガス会社へお問い合わせください。ハウスメイトの管理物件にお住まいの場合は、ハウスメイトサービスセンターにも必ずご一報をお願いします。

マイコンメーターの復旧方法

マイコンメーターが止まっても、ガス臭さや異常が見られなかったなら復旧しても良いですよね。どうやって復旧できますか?

ハウスメイトのくらしマニュアルのとおり、マイコンメーターの復帰ボタンを押し込み、表示ランプを点滅させます。表示ランプが消えるとガスが使えるようになります。

意外と簡単!

ちなみに表示ランプの点滅によってガスが止まった理由がわかります。気になる方はぜひ調べてみてくださいね。

安心安全な暮らしのために

いざというとき慌てないために、今からできることを教えていただけますか?

災害時に困るものから挙げていきましょうか。基本的に備えは「選択肢」を増やすことと言えます。日常の中で選択肢を増やしてみましょう。

まずは「冷蔵庫」です。基本的に冷蔵庫は開けなければ食材が長持ちします。普段から開け締めを少なくしておくと癖で開けなくなりますよ。

確かに。いざ停電になると気になって開けちゃったりしますね。

次にトイレ。災害後の避難生活で大事なのはTKB(トイレ・キッチン・ベッド)です。トイレはビニール袋に凝固剤を入れて糞尿を固めれば燃えるゴミで捨てることができます。市販の携帯トイレはもちろん、45Lのポリ袋と新聞紙などでも代用できます。ちょっと知っておくと携帯トイレが無くても慌てずに対処できますよ。

冷蔵庫とトイレの防災対策は、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ合わせてご覧くださいね。

次に寒さ対策。東日本大震災では石油ストーブが大活躍しました。電気ではなく灯油で動き、やかんを置けばお湯を沸かせます。

なるほど。身の回りにあるものでできる工夫ですね。ただ、賃貸の場合、石油ストーブの使用は禁止されている物件が多いです。別の寒さ対策を検討したほうが良いでしょう。

家でも外でも使えるモバイル電熱ヒーター(充電式ヒーター)を持っておくと、充電すれば何度でも使えるので便利です。とはいえ、室内であっても暖房の手段がなく、耐えられない寒さならば避難を検討されたほうが良いと思います。持ち物だけでなく手段も含めて、選択肢を多く持っておきましょう。

逆に暑い時期の冷房は、熱中症対策の延長で考えると良いと思います。叩くと凍る氷嚢、吸水ポリマーで身体を冷やすネッククーラーを用意しておくといいですね。

保冷力が高い水筒も使えそうですね。

あとは食事です。温かい食事は心も身体も元気にします。冷たいものばかり食べていると気持ちも落ち込んでしまうんですね。

温かいものは身体の芯から温まりますもんね。ホッとする。

あとは情報。災害に強いのはやっぱりラジオです。腐るものではないので、ぜひ1つ持っていただきたいですね。スマホでもラジオは聞けますがバッテリーが心配です。大型の防災バッテリーも良いのですが費用がかさむので、乾電池でスマホ充電ができる充電器と充電式乾電池なら備えやすいと思います。

いつ電気が復旧するかわからないときは特にそうですね。

いろいろご紹介しましたが、家庭によって必要な備えは大きく変わります。それぞれ備えの優先順位が違うので、一番困ることから備えてみてください。そして完璧に揃えようとしないこと。あるもので工夫できれば、なんとかなるものもありますから。

防災に関する情報の取捨選択は大変ですよね。自分と近い人の備えを聞いてみたり、住んでいる町の情報にアンテナを立てておいたりすると選びやすくなるかもしれません。貴重なお話をありがとうございました。

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